はじめまして、戸田梨恵(うみねこ)です。 2006年7月から、白血病(ALL:急性リンパ性白血病)の治療をはじめました。 弟と妹から3座違うハプロ移植を2回して、今は寛解を維持しています。日々の出来事を綴っていきたいです。コメント、大歓迎です。
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カルラのリストという映画の試写会というかなんというか・・・
公開前に見る機会がありました!

2007年10月1日、日本はICC(国際刑事裁判所)に105番目の国として正式に加入しました。

カルラさんは、旧ユーゴスラヴィア国際刑事法廷(ICTY)の検事として、
集団虐殺の犯人、戦犯を探して起訴するのが仕事です。

検事といっても、国際的な権力で動いているので、
日本国内の検事とはちとお仕事内容が違います。
犯人を探して起訴するまでの過程、政治情勢に大きく左右されます。
戦犯をかくまう国とかあるんですね。
政治的な取引が重要になってきます。

村の人々を大量に虐殺し、村を全滅させた・・・そんな人が、
他の国に逃げ込んでいるがゆえに、捕まえることができない。
裁くこともできない。
遺族の苦しみは、癒えることがない。

そんな中、奮闘する姿を描いたドキュメンタリー映画です。

遠くの国。
集団虐殺と聞いても、実感はわかないかもしれないけど、
でも現実に、そう遠くない過去に起きているのが旧ユーゴ紛争です。

映画の内容とは直接関係ないのですが、
カンボジアにもポルポトによる大虐殺が行われたキリング・フィールドという場所があります。
去年の旅行中、立ち寄りました。

数え切れない遺骨を目の当たりにして、
なんともいえない気持ちになったことを覚えています。

人ってなんなんだろう。

人が何の道理もなく、幼い子供を含め武器を持たない民間人を虐殺する・・・
拷問して処刑する・・・
これはきっと、誰が考えても絶対悪だと思えることだと思います。

そんな戦犯を見つけて裁くべきだって直感的に思う。

でも政治的な流れの中で、指揮者に命令されて実際に手を下した人、
自分達が殺されないために、精神的に追い詰められて手を下した人、
中間管理職みたいな立場の人は、どうなんだろう?

たとえば日本での戦犯の話。
特にBC級戦犯とか。
勝者が一方的に敗者を裁いたとか言われることもあるけど、
なんで戦犯者を擁護するような議論がでるんだろう。

難しいことはよくわからないけど、
殺した人と殺された人の間では、殺した人は絶対に許せない存在で、
つかまえて裁くことが、ひとつの前への前進。
自分の家族、愛する人を殺されたら、同じ目にあわせてやりたいって
そう思うのが当然の感情だと思う。

でも、それを正義だとふりかざす第三者は、
本当に何が真実なのか。誰が悪いのか。ということを気をつけなければ、
例えばアメリカのように、正義の名を借りた暴力になりうることもあるということを
気に留めておかなければならないのだと思う。


この映画、オススメです★

私のコメントはネタバレにも何にもなっていないので、安心してください♪
というか、ドキュメンタリーなので、ネタとかオチとかないです(笑)
こういう事実があることを知って、人によって様々なことを感じるだろうなって、そう思います。

幸せは決して比較するものではないけれど、
世界に目を向けると、高度な医療を当然のように受けられる私が、いかに恵まれていて幸せなのかと実感します。

そして、生まれてきた以上、命がつきるまで何かしら、
やるべきこと、できることがあるんじゃないかと思います。

生まれてすぐに殺される運命だったとしても、
30歳で病死する運命だったとしても、
それはそれで受け入れるしかないけれど、
人それぞれ与えられた枠内で、精一杯生きる…
何を結果として残したかではなく、その過程に輝くものがあるのだと、
そう思います。

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【2007/10/13 22:11】 | [再発]退院中雑記(2007)
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いなここ
こんにちは。
>人それぞれ与えられた枠内で、精一杯生きる…
>何を結果として残したかではなく、その過程に輝くものがあるのだ
って、そう、わたしも、思います。
結果に目がいきがちではあるんですけど。。。

うみねこさんの文章はいつも優しくって、ほっとできます☆
いろいろなこと気に留めて生きていけるように私もなりたいです。

スケールは違うけど。
ユミコフ
先日のボクシングでの次男坊。
反則を繰り返す追い詰められた顔を思い出しました。
親の間違った期待(?)を背負い、「もし負けたら…」っていう恐怖心がもろにでていました。
絶対的な権力の下で間違いも正しくなる事の恐ろしさ。
足元をきちんと見据えて歩きたい。
上でも下でもなく横に並んで歩いたらいいのにね♪
(やっぱちょっと違った????かな?)

☆いなここさん
うみねこ
こんにちは!
私もついつい結果に目が行きがちで、この言葉は自分を言い聞かせるために書いたようなものです・・・。

私もいなここさんのブログを見て、わかるわかるって思って落ち着くことが多いです♪
少しずつ少しずつ、がんばろうね~

☆ユミコフさん
うみねこ
ユミコフさんだ(^-^)♪
お久しぶりです!!

ボクシング、なんであんなことしちゃったのかよく分からないけれど、お父さんやお兄さんの手前負けられないってプレッシャーがあったのかもですね。
1年後?には大人になって、セコイことせずに戦ってほしいです。

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コメント
この記事へのコメント
こんにちは。
>人それぞれ与えられた枠内で、精一杯生きる…
>何を結果として残したかではなく、その過程に輝くものがあるのだ
って、そう、わたしも、思います。
結果に目がいきがちではあるんですけど。。。

うみねこさんの文章はいつも優しくって、ほっとできます☆
いろいろなこと気に留めて生きていけるように私もなりたいです。
2007/10/14(Sun) 19:13 | URL  | いなここ #-[ 編集]
スケールは違うけど。
先日のボクシングでの次男坊。
反則を繰り返す追い詰められた顔を思い出しました。
親の間違った期待(?)を背負い、「もし負けたら…」っていう恐怖心がもろにでていました。
絶対的な権力の下で間違いも正しくなる事の恐ろしさ。
足元をきちんと見据えて歩きたい。
上でも下でもなく横に並んで歩いたらいいのにね♪
(やっぱちょっと違った????かな?)
2007/10/14(Sun) 21:14 | URL  | ユミコフ #NFsi4BbI[ 編集]
☆いなここさん
こんにちは!
私もついつい結果に目が行きがちで、この言葉は自分を言い聞かせるために書いたようなものです・・・。

私もいなここさんのブログを見て、わかるわかるって思って落ち着くことが多いです♪
少しずつ少しずつ、がんばろうね~
2007/10/15(Mon) 21:32 | URL  | うみねこ #FOTi0RoY[ 編集]
☆ユミコフさん
ユミコフさんだ(^-^)♪
お久しぶりです!!

ボクシング、なんであんなことしちゃったのかよく分からないけれど、お父さんやお兄さんの手前負けられないってプレッシャーがあったのかもですね。
1年後?には大人になって、セコイことせずに戦ってほしいです。
2007/10/15(Mon) 21:36 | URL  | うみねこ #FOTi0RoY[ 編集]
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