はじめまして、戸田梨恵(うみねこ)です。 2006年7月から、白血病(ALL:急性リンパ性白血病)の治療をはじめました。 弟と妹から3座違うハプロ移植を2回して、今は寛解を維持しています。日々の出来事を綴っていきたいです。コメント、大歓迎です。
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結局、がんセンターの精神腫瘍科(がん患者専門の精神科)に先日行ってきたよ。

すごーーく長いので、最後まで読んでいただいた方にはハグをっ!


結果としては、眠剤をちょこっとだけ増やして、
あとは、アモキサンを復活することになった。
ちゃんと、今度の外来のとき、カウンセリングも来てね!心配だから!って念をおされた。
心配させといて変だけど、なんだかちょっと心がほんわかした。


カウンセリング…30分強くらいかな。

ほぼすべての思いをぶちまけてきた。
先生に相談したからって、具体的解決はないのはわかってるけど、
とにかく、私の思いを誰かに聞いてもらいたかった。

そういう意味で、保険のきくカウンセリングはありがたい。

いろいろぶっちゃけて話していたら、

哲学、知ってるの?
ニヒリズムっぽい考えだね。

といわれて、

哲学ですか…?
ニヒリズムってなんだっけ?…あぁ虚無主義的な考え…確かに、そうかもしんない。

でも別に、ニヒリズムが何だって学んだことなんてない。

哲学なんて、教養科目でだって一度も勉強したことないし、
ひとりだけ、哲学者目指してる友達が、サルトルとボーボアールがいい~とか隣で言ってたくらい。

知らない間に、そういう考え方してたんだなぁ。



そして、

アンネ・フランク知ってるよね?彼女はね…

という話になって、

彼女は、絶望で先が見えない毎日でも、生に意義を見出してしっかり生き抜いたということを先生は言いたかったのかな?

でも、再々発したときに病院脱走して買った、フランクルの「夜と霧」、「それでも人生にイエスという」を読んだときに、
ナチス収容所…人は暗闇でも光を見いだせる…ようなことが書いてあった気がしたのだけど、

それを、私は、暗闇でも、暗闇の仲間同士、外が見えない環境で、
何もかも失われるそこでは、だんだん人の欲望は減退していって、
ほんの少しの幸せや希望を糧に、生きられるようなことが書いてあった気がしてた。

周囲のみんなが辛い状況で、閉鎖環境にあったら、その環境なりの幸せがあって、
逆に、外が見えて比較できるような環境にあったら、
幸せを見出しにくいんじゃないかと、最近勝手に置換してた。

読んですぐのときは、どう思ってたのか覚えてないなぁ。

でも、あの本では、収容所でも生きることに意義を見出して、生き抜いた人がいるのだから、
生きることに意義を見出すことが大事だし、
どんな状況でもできる(ナチス収容所でもできたんだから)
といいたかったのだと、今日先生は言った。

再々発したときによんだ、フランクル先生の言葉には、共感したのだけど、
あれから2年ちょっと、
あのときの共感は、今の自分と自己矛盾してるのかな?
って先生と話してて思った。

先生に、さっきと逆のこといってない?みたいにいわれて、考えてみた。

たぶん、なぜ死ななきゃならないんだろう?って現実にぶつかった私は、
あの本を読んで、
こんな訳のわからない人生だけど、意味があると、
そう思いこみたかったんだと思う。


私はフランクル先生のいい言葉だけを勝手に解釈して、
暗闇でも光を見出そうと思ったし、
あと、
「自殺をするのはチェス駒をひっくり返すのと同じ」
という言葉に妙に納得していた。

生きることはチェスゲーム。
どんなに追い詰められても、チェックメイトまでは、ゲームをしなさいという主張。

首に針さされるのも怖い、マルクももういい加減耐え切れなくて、
治療を逃げ出したかった私だけど、
そのときは、そうだ、チェス駒をひっくり返しちゃいけないんだ、って言い聞かせてた。

でも、一方で、生きることに必ず意義があるという考えには賛同できない。
必ず意味がなきゃいけないわけじゃない、
助かったことに意味があるわけじゃない、
ただ生かされているだけ。

生き残ったことに意味があるとすれば、亡くなった人には生き残る意味がなかったのか?
これは、X=Yがいえたからって、not X =Y の存在が否定できないのだから、
そんなことはないのだけど、
でも、生き残ったことに意味があると聞くと、それ以外の人には意味がなかったのか?
と感覚的に思ってしまう。

だから、意味がある的な考えはあんまりよくわからないし、
やっぱり、生きること自体、特別な意味はないのだと思うのだけど。
(あとづけで意味を見出すことはあってもね)

でも一方で、チェス盤をひっくり返すのはいけないと思う。

これは、別に矛盾してないと思うのだけど、どうなんだろう。

ただ、さっきちらっとフランクル先生のをめくってみると、以前のようにしっくり入ってこないね。
最初読んだときは、おぉーと思ったのに、今は違う。

チェス盤をひっくり返してはいけない理由がどこにあるのか、説得的な理由がわからない。



精神科の先生は、心理学に加えて哲学も学ぶのかな?奥が深いね。
まぁ人の心が興味対象なんだもんね、勉強してるよね。

心理学も哲学も、まったく知らない私だけど。

フランクル先生の本を読んだのだって、再々発したときに、絶望して現実逃避したくて、本屋でぱーっと金額気にせずたくさんかった本のひとつってだけ。
チベット死者の書も買ったね、そういう系統の一つで買っただけ。



先生との人生哲学の話が面白くって、少し気がまぎれた。
これって、本来のカウンセリングとは違う? 笑


深く考えずに生きていけばいいって意見もあると思うけど、
私はそれができないタイプ。
子供時代からのクセだね。
たぶん、小児白血病から、あれ以降形成された性格。

あのとき、同じ治療をしていて亡くなった、
すごく優しくてかっこよくて、いつも笑顔だったひろくんだって、亡くなったことに意味はないはずだ、と今でも思うのよ。



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【2011/02/15 20:40】 | [再々発]うつ病記録
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Re: タイトルなし
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うみねこ
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この記事へのコメント
素敵なサイト拝見させていただいております。
池上明と申します。
私も、サイトを運営しているのですが、よろしければ、相互リンクしていただけない
でしょうか?
サブサイトなどありましたら、リンクさせていただきますので、おっしゃってください。
ぜひともご検討お願い致します。



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2011/02/16(Wed) 13:18 | URL  |  #-[ 編集]
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2011/02/17(Thu) 00:45 |   |  #[ 編集]
Re: タイトルなし
遅くなりました。
えっと、リンクしてくださってOKです。
2011/02/17(Thu) 16:37 | URL  | うみねこ #-[ 編集]
☆非公開でコメントくださった方
レスが遅くなってすみません。
ブログの紹介、ありがとうございます。

お互い、意味が見いだせればいいですね。
2011/02/17(Thu) 16:41 | URL  | うみねこ #-[ 編集]
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