はじめまして、戸田梨恵(うみねこ)です。 2006年7月から、白血病(ALL:急性リンパ性白血病)の治療をはじめました。 弟と妹から3座違うハプロ移植を2回して、今は寛解を維持しています。日々の出来事を綴っていきたいです。コメント、大歓迎です。
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帰宅してから、部屋の掃除をしていました。
いらないものは捨ててしまおうと。

昨年、つきこちゃんからもらったクリスマスカードがでてきました。
プレゼントと共に送られてきたサンタクロースのクリスマスカード。

つきこちゃんは、私のブログの横のリンクから
「てんとうむしが飛び立つように」 です。

つきこちゃんが、亡くなった時は、
ただでさえ、いくつかのストレスが押しかかっていたこともあってか、
本当に真っ暗闇で、
震災直後で多くの人が亡くなり大変だった中、
私はつきこちゃんのことしか頭になかった。

笑顔でウェディングドレスを着ている花嫁と
駆け回る孫を見守る親や
幼い子供を抱っこする奥さん…
その歩みの違いの訳は、一体どこにあるのかと
何がいけないのかと


でもだからといって、人より少し短い人生が幸せじゃなかったなんてことはないのだと
白血病だということは、何も人に言えない病気ではないのだと


そして、私はこれからどう歩めるのかと


いろいろなことが常に頭の中をぐるぐると回っていました。

これまでどれだけつきこちゃんの存在に頼って、癒されてきたかを強く強く思い知りました。
どれだけ、大切な友達だったかを知りました。

病院の面会でしか、会ったことがなかったね。
でもいっぱいメールしたよね。

つきこちゃんは、ちょっとICUに行ってくるね・・・
そのメールだけを残して、
私がのん気につきこちゃんが戻ってくるのを疑わず待っている間に。
飛び立ってしまいました。

いつか行くねと約束していた土地へ、
もっと早く行けばよかったのに

そこにはぬくもりが残っているけれど
姿かたちはもう見えなくて。
声もきけなくて。

でもそこにいるような気持ちになるのだけれど、
それでもやっぱり寂しくて。

しばらく、何もやる気が起きずに、
私もつきこちゃんのところに行きたいなぁと、日々考えていました。

取材されたときなんかに
「それじゃあ、自殺したいなんていう人がいたら、頭にくるでしょう」
「命捨てるならくださいって思ったでしょう」
と言われるんですが、
私は別に頭にはこないんですよね。

そもそも、命・人生は、もらえるものではない、個人が生まれ持つ自由であるし、

余程辛いことがなければ、一線は越えないから
そしてその一線を越えるかどうかは、
ほんの些細なきっかけだったりすることもあるのだから
またその一線を超えることは、辛いことに違いないから。

実際、GVHDで吐血・下血して痛くて眠ることすらできないとき、
看護師さんに「こんなに辛いなら殺してほしい」と訴えたこともあります。
けれど、そんな楽にどうにかなる方法はなく。

助かっておいて
すごく罰当たりかもしれないけど、
自分だけ、今の現実に取り残された気がして
ひとりでは壁は乗り越えられないよと

じゃあどうしたら、だれにも迷惑をかけずに
ここから姿を消せるのかと

旅館を出ると、そこは一面の銀世界で
降る雪も私が産まれて初めて経験する感触で

もうこれ以上ひとりじゃ頑張れないよと
私は人生の最後までは踏ん張れないよと
どういう方法で、どこにいこうかと考えていた日々…

それからいくつかのことがあって、
ようやく、いつかつきこちゃんや、他の会いたい人たちに
再会できる日まで、
胸を張って生きようと思えるようになってきました。

そして、IMAGINE9.11の舞台に出演させていただきました。

私が生き残って、つきこちゃんが先に空に飛び立ってしまったことに
理由なんてなくて
でも、今私がここに生きているのだとしたら
私なりにできることを少しはしていきたい。

大したことはできなくても、
小さいことの積み重ねを少しずつ。

そこに目に見える姿はなくとも、
私は友達を感じているから、
きっと今ここにいたら応援してくれているから、
今はしばしの間、この現世界での心ある人たちとの触れ合いを大切にしつつ、
一日一日を大切に過ごしていきたいのです。


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【2011/11/22 23:59】 | [特別な想い(^-^)]
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