はじめまして、戸田梨恵(うみねこ)です。 2006年7月から、白血病(ALL:急性リンパ性白血病)の治療をはじめました。 弟と妹から3座違うハプロ移植を2回して、今は寛解を維持しています。日々の出来事を綴っていきたいです。コメント、大歓迎です。
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あぁもう、前々からわかってはいるけれど、
自分はなんて凡人で無力なのだろうと脱力してみたり、
いやいや、そんな状況でも自信を持ち、
前進あるのみと思ってみたり。
世の中誰だってそうやって、
目の前に立ちはだかる面倒くさい現実と必死で向き合っているのだよね。
それは頭では分かっているつもり。
半歩ずつ、歩いていくさ。


退院した日の夜、

野田さんのドキュメンタリー

見ました。

そして自分の感想を書くのもどうなのかとも思ったのだけど、
書きます。

ちと長いですが二回に分けて、お付きあいくださると嬉しいです。


育つ卵子のない私がもし、実子を産むという決断をしたら、
卵子提供をしていただいて体外受精するという、
この方法しかないのだね。

それに、向井亜紀さんの方法では残念なことに、
社会に制度が追いついていないこの国の法律では、
実子とは認められないのだよ。

愛する人の遺伝子を持った子供を産みたい

という気持ちは私なりによくわかるつもりだ。
できることならば、愛する人と私の子供を産みたい、
というのが希望。
でもその夢が夢ですらなくなったのであれば、
唯一残る方法として、子宮で育てられるのであれば受精卵を育てて、
愛する人との子供を産みたいと思うのかもしれない。

顔は似ていなくとも、
自分が出産した子は気持ちの上でも法律上でも
やはり「ママ」になれるんだと思う。

特別養子縁組制度もあるではないか

という意見もあると思うのだけど、
不妊仲間で話していても、
養子を迎えようと思える人と思えない人が世の中にはいると思う。

物理的に血をつなぐ…そのことを重要視する人もいるし、
生みの親より育ての親だよと、血のつながりはあまり気にしない方もいるだろう。
養子は実子ではないから、そこの違いを重要視してしまえば、
人の価値観によりけりなのだと思う。

あの番組を見るまでの間は、
野田さんがそこまでして子供を産んだ気持ちが理解できなかったのです。

今だって理解はできていないだろうけど、すくなくとも
「あぁ。そうだよね。わかるわかる」
という気持ちにはなりました。

何故最初は理解できなかったのかというと、
いくら愛する人との子供とはいえ、
自分の卵子ではない、
自分の遺伝子がつながっていない子供を
産んで愛そうとする気持ちが分からなかったから。

でも、お腹が大きくなって、
赤ちゃんに語りかけ、おくるみを準備し、
出産した野田さんを見て思いました。

あぁ。妊娠、出産、育児という過程を経て、
どんどん「私の赤ちゃん」になるのかと。
健康な多くの方たちであれば、
普通に愛する人とセックスして、妊娠して、体内で成長して出産し、
当然のごとくパパ、ママと呼ばれる。
生まれたらパパに似ているかな、ママに似ているかな、なんて話をして、
成長過程を見守り、親になることができるのだろうけれども。

体内で妊娠できなくとも、お腹のなかで育てて大きくなり、腹を痛めて出産することだったり、愛する人の遺伝子が半分入っているということだったり、
そういうことで「親」を感じやすいなのかなぁと。

卵巣機能もなく、子宮で育てられない場合はどうなるんだと傷つく方がいらっしゃったら、
決してそれだけが「親」ではないと私は思うということを伝えたいのです。

顔が見えないので上手く表現できませんが、
やはりその場合は、養子縁組という方法により、
育てることにより「親」になっていくのかな。

産んでいても虐待する親。
養子でも暖かい関係の親。
「親」とはどういうものなんでしょう。
正直、子供のいない私にはわかりません。
ただ、野田さんをみて、お腹で育つ過程も
「親」になる上でのひとつのファクターなのかなと思いました。

☆続きます


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【2012/01/22 23:33】 | [副作用&悩み]不妊、脱毛..
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