はじめまして、戸田梨恵(うみねこ)です。 2006年7月から、白血病(ALL:急性リンパ性白血病)の治療をはじめました。 弟と妹から3座違うハプロ移植を2回して、今は寛解を維持しています。日々の出来事を綴っていきたいです。コメント、大歓迎です。
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患者交流会終了♪

気持ちを吐き出して共有できる友達がひとりいるだけで、生きる元気がわいてくるから不思議。

同年代・同性の患者が少ないと、どうしても内へ内へと気持ちが向いてしまいがち。
命が助かってからの悩みも深いのです。
少なくとも私はそうだった。
治療が終わって10年とか経過して、笑っている移植経験者を見ても、
私に笑える日がくるのかなぁと不安になったり、
この人が魅力的だからそうなっただけで私には無理だとあきらめたり、焦ったり。
こんな暗い気持ちを抱えているのは私だけじゃないのかと自己嫌悪に陥ったり。
完全に自分への自信を失って、存在価値を見いだせなくなったり。

今だって、もともと評価が高いわけでもなかった自分への自信を、
完全に取り戻したわけじゃない。
でも、移植後3年半たって、以前より明らかに心が元気になった。
私の経験からすれば、やはり、
治療中、治療が終わってすぐの気持ちの辛さは、
筆舌につくしがたいものだよね。

治療上手くいったね、生きていてよかったね、の一言で片付けることはできない。
周囲にそう言われれば言われるほど(悪意がないのはよく分かっている)、人に容易く打ち明けられない悩みが何度も自分を苦しめる。

辛い時に、大声で泣いて騒いで人の助けを求められる人なんて、ほんの一握り。
落ち込んでいるどん底のときに、やられてやりかえすことができる人なんて、まずいない。
涙すらこぼれないときだってあるだろう。

大したことはできないけれど、後ろを歩く人の心が少しでもラクになればいいなと思う。
同じ環境の友達を見つけて、少しでも心が軽くになればと願う。

治療の事だけじゃなく、仕事の悩み、不妊の悩み…。
現代の女性にとっては、本当に重いテーマなのです。

私は、今でも幼い子が電車の中で、ままぁ~と甘えているのを聞くと、
胸が締め付けられて、灰色の苦しい気持ちがもわっとわき上がる。


失ったものへの思いというのは、簡単には整理できなくて、
こんな自分の性格が悪いんじゃないかと思い悩んだこともあったけれど、
もう仕方のないことだと割り切った。

人間、どうやったって手に入らないすごいものには、純粋にすごいと思うんだって。
例えば、私がイチローを見て、心からすげー!って思うのは純粋な気持ちから。
でも、例えば、同世代で仕事も順調、健康で結婚して、かわいい赤ちゃんまでいると、
それは、もしかしたら自分もそうなっていたかもしれないから、
「純粋に」すごいって思えないんだよね。

隣の芝生だから美しく見えるということも頭では分かっているし、
あと30年くらいしたら気持ちがどう変化するのか分からないけど、
少なくとも、数年前には自分にあったかもしれない光景だから、
どうしても「純粋に」すげー!とはいかない。
だからといって、こればかりは、努力して叶うものでもない。

もやもや、もやもや、としていたんだけれど、
そんな心のもやもやについて、思い悩むことはもうやめたんです。
誰にだって、人に対して羨ましいと思う心や、妬みや僻みってのはあって、
もちろん、私はそういう感情に支配されて生きていくつもりはない。

けれど、自然に湧き上がる感情や、その感情をいけないことだと思う気持ちを、
否定することもないのではないかとも思う。

黒い自分も含めて、これだけの体験をしたんだから仕方ないわよ!ってふっきって、
そこでひとつ自分を認めて、生きていったっていいんじゃないと考えています。
そう割り切ることで、結果として、黒い部分が減っているようにも感じる。

大体、きれいな心だけで病気とは向き合うのは困難。
病院には神様も天使もいたけど、まれに悪魔もいたからね。
見たくもないものを何度も目にしたよ。

そして、ネガティブなことというのは、
できるだけ口にしないように、笑顔でいるようには心がけるけれども、
辛くて仕方ないときは、毒だって吐くし、人に頼るし、時には周囲に迷惑もかけます(笑)。
そのおかげで、私は今、結構幸せなんです。

だから(?)、お互い様というか…みんな、ネガティブもたまには口に出していいと思うんだよね。

飲めない人も夏はみんなでビアガーデンを楽しもう!という女子会企画がでました♪
…え?私は飲みますよ(笑)

20120630_01.jpg

ご協力してくださったみなさま、
参加してくださったみなさま、
本当にありがとうございました。



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【2012/06/30 21:31】 | [白血病に関する情報]
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いい出会いがあったようですね
リリー
こんにちは~。
同じ病気を経験した仲間って、初めて会っただけでもずっと昔からつながっていたような気にさせる人に出会えますよね。

私が参加している一般社団CSRプロジェクトで、月に一度大手町のPASONA東京本部内でサバイバーシップ・ラウンジという主に就労で悩む若い方々が集える場を提供しています。この前、急性白血病でまだ投薬治療中の男性が参加されました。初めてがんのことを話せる場に出会えたととても喜んでくださいました。

あとね、月に二回、無料で就労相談(電話)もやってますので、仕事で悩んでいるがん体験者の方がいらしたら紹介してあげてください。プロの社労士のサバイバーとか親身にアドバイスしています。HPから申し込めるので。 今度、パンフレットも郵送しますね。 応援しているよ~。

管理人のみ閲覧できます
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☆リリーさん
ニナ
いつもありがとうございます(^-^)

初対面でも昔からの知り合いのような感じですよね。
パンフレット、あればまた配布させてください。
就労問題は、本当に大きい問題だと思います。


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コメント
この記事へのコメント
いい出会いがあったようですね
こんにちは~。
同じ病気を経験した仲間って、初めて会っただけでもずっと昔からつながっていたような気にさせる人に出会えますよね。

私が参加している一般社団CSRプロジェクトで、月に一度大手町のPASONA東京本部内でサバイバーシップ・ラウンジという主に就労で悩む若い方々が集える場を提供しています。この前、急性白血病でまだ投薬治療中の男性が参加されました。初めてがんのことを話せる場に出会えたととても喜んでくださいました。

あとね、月に二回、無料で就労相談(電話)もやってますので、仕事で悩んでいるがん体験者の方がいらしたら紹介してあげてください。プロの社労士のサバイバーとか親身にアドバイスしています。HPから申し込めるので。 今度、パンフレットも郵送しますね。 応援しているよ~。
2012/07/02(Mon) 15:41 | URL  | リリー #wA/8bBa2[ 編集]
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2012/07/02(Mon) 17:07 |   |  #[ 編集]
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2012/07/05(Thu) 12:18 |   |  #[ 編集]
☆リリーさん
いつもありがとうございます(^-^)

初対面でも昔からの知り合いのような感じですよね。
パンフレット、あればまた配布させてください。
就労問題は、本当に大きい問題だと思います。
2012/07/11(Wed) 19:43 | URL  | ニナ #-[ 編集]
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