はじめまして、戸田梨恵(うみねこ)です。 2006年7月から、白血病(ALL:急性リンパ性白血病)の治療をはじめました。 弟と妹から3座違うハプロ移植を2回して、今は寛解を維持しています。日々の出来事を綴っていきたいです。コメント、大歓迎です。
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今日は図書館で勉強していました。

私は、病気になるまでの間、学校に通いながら資格取得のために勉強していました。
病気になって、学校も勉強も辞めようって何度も思ったけれど、今は続ける気になっています。
やっぱり、今やっていることって自分が好きなことなんですね。

また逆に、あきらめて他に何をするかというと分からないし。
病気を抱えた私が、中途半端な気持ちで仕事ができるほど、世の中甘くはないでしょう。
こんなことであきらめて他の道を選んだとしても、結局それも長続きしないし、いずれ後悔が残ると思う。

これは母に言われたことなんですけどね

また、主治医の先生の何気ない言葉にも、はっとさせられました。

■まずは、私が病気になって緊急入院した日のこと。
とにかく、この日は、人生180度転換!というか・・・
多分、癌の告知を受けられた方であれば、共有できるとは思うのですが、自分の人生が崩れてしまうかのような錯覚をうけました。

いつまで生きていられるのか分からない自分の身体。
いつ終わるか分からない治療の説明を前に、将来のことなんて考えられなかった。
一緒に勉強していた友人達にはどんどん追い越され、もう追いつけることはないんと感じて絶望してました。
そんな私は、おもわずやけっぱちで、
「もう学校辞めるから」
と親に言ったのです。
すると、それを聞いていた主治医の先生が、
「別に辞めることないと思うけどね・・・」
ってつぶやいたのです。

あのときは、治療最優先でドタバタしていた時期。
心を込めて、私に対する言葉として、
「辞めることないよ、頑張ろうよ!」って励ますような感じではなく、ただ思ったことを言っただけ…というような感じでした。
(少なくとも私はそう捉えた)
一瞬、冷たい言い方だなぁ。人事だもんなぁ。って思ったけど、
しばらく後に、
ただの励ましではなく、本当にそう思っているんだなって思えて、心に響きました。

白血病でも、治る人は治るんだから。
その点では1か0の結果。
だとしたら、治療に影響されない部分においては、今までどおりに普通にしていられるし、そうして当然ってことなんだな、と。

そう思えるようになって、はじめて、
多くの患者さんを見てきた先生の、本音だったのかなと思った。

■ふたつめは…これも病気になってすぐのこと。
いい歳して働けず、定年間近の親に高額な治療費を負担させていることが辛かったし、生きていることに対して意義を見出せなかった。
そして、例えこのまま生き延びたとしても、
人並みに働けない、病気持ちで不妊になったら結婚もできない、
このまま生きていて何になるんだろうって思って、
何もかもに対してネガティブでした。
そんな私は思わず、
「何もせずにこんなところにいて、このままじゃただのプーになってしまう…」
と主治医の先生に愚痴ってしまいました。
今から思えば、そんなこと言われても。。。って感じですよね
私も、相当精神的にきてたんだなぁって今なら想像つきます。
そのときに、先生は、
「病気で何もしないのは、プーとはは言わないよ。
病気を治せばいいんだから。
そして、病気を治すのは僕らの仕事だから、治します」
みたいなことを言われました。
これには心が救われた…本当に。

もちろん、今だって迷いや不安がないわけじゃない。
治療しながら勉強することは無謀なんじゃないかって思うし、
試験に合格するまでに再発しないとも限らないし、
そしてそうなったときに、身体的にどうなるかという以前にまず、
精神的にどうなってしまうのか…想像するだけで怖いです。
でも、もうちょっと自分の力を信じて、やっていこうと思います。
これからもしょっちゅう不安になっては、辞めようか続けようかって悩んで泣いて…そんなことになるだろうけれど、多分その度に続けようって思い直すんだと思います。
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【2006/10/30 22:28】 | [再発]退院中雑記(2006)
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